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平成30年1月23日 議事録

於 第2750地区 ガバナー事務所

Ⅰ.東京国立白うめRC 高橋真悟氏
特例認定NPO法人の設立に向けて
Ⅱ.東京中央新RC 後藤啓二氏による
子供の虐待問題に関するNPO法人の活動について

Ⅰ.東京国立白うめRC 高橋真悟氏
―特例認定特定非営利活動法人の設立に向けて―

①特定非営利活動法人(NPO法人)とは

NPO法人設立に向けて
特定非営利活動法人の登記


②特定非営利活動法人設立までの概略
特定非営利活動法人の登記2
NPO法人設立をお考えの方へ

③特例認定特定非営利活動法人の特典とは
上記②の特定非営利活動法人の設立後、1年以上活動すれば、所轄庁に特例認定の申請が出来る。この認定を受けると、特例認定NPO法人として、税制上の優遇措置(寄付した人の寄附金控除)が受けられる。
実務上、税制優遇を受けるには約2年かかる事になる。
認定制度について
税法上の特例

<村上委員長>
公益財団法人は税制優遇を受けられることを知っていたが、公益財団法人を作るのはとても大変である。
政府が推奨する特例認定NPO法人であれば、寄付者への税制優遇制度もあって、会社の経営者が多いロータリアンや一般個人・法人からの寄付を集めやすい。特例認定NPO法人が良いだろうと思う。

Ⅱ.東京中央新RC 後藤啓二氏
―子供の虐待問題に関するNPO法人の活動について―

子供の虐待問題も、貧困とかなり重複する部分がある。
我々は認定NPO法人ではない。認定ではないので設立は簡単である。
人員を集めて定款を作り、会員を募り認証申請すれば、私どもは4ヶ月かかったが、今は2ヶ月で認証を受けられる。
役員は、理事最低3名、監事1名が必要。顧問は協力者にお願いしている。
現在活動しているNPO法人の主な活動の1つの柱は法改正、条例の制定を求めること。もう1つの柱は、被虐待児童の精神的ケア。
当初は、公的期間(児童相談所、警察、学校、港区)から被虐待児やトラウマを抱えた子供達を紹介してもらい、その子達に対して専門的な児童精神科医や臨床心理士さんを紹介し、専門的な治療を受けさせ、費用は当NPO法人で負担することを想定していた。多数の被虐待児童がいるにもかかわらず、公的機関からの紹介はゼロである。公的機関側のメンツ、建前が前面に出てしまい、こちら側の善意が通じないようだ。
口コミやHPを見た人だけが連絡をくれている状態である。
・貧困ともダブる問題として、予期せぬ妊娠をした女性が出産直後に0歳児を虐待死させてしまう事例が多い。
・山ほどいる支援対象をどうやって探すのかが結構大変。
・寄附金を集める傍ら、関係団体(医師会・企業・学校など)への協力を求めていくことも必要ではないか。
・国立青少年教育振興機構では、児童養護学校等の退所者等を対象に、学生サポーター制度というものを行っている。※添付資料D
・行政の例(江戸川区、文京区)※添付資料E
添付資料A~E

<村上委員長>
児童相談所は、虐待され預かった子供を、親から要望があれば、すぐに親元へ返してしまう。児童相談所のあり方そのものが違っていると思う。
いまだ日本では、育児は親がするものと言う概念が強く、虐待されている子が多くいることに同情していない。この突破口が必要だと思う。

<東京みなとRC 吉田茂氏>
何かを大々的にやるのではなく、相手が困っていること、足りないこと、支援を必要としている人を主として考えてみてはどうか。

<東京八王子南RC 神山治之氏>
フードバンクについて
NPO法人としてフードバンク多摩を立ち上げた。八王子には3つのフードバンクがある。
現状、八王子では行政(市)からの情報はおりてこない。
日野市は、社会福祉協議会からの情報提供があって幾つかサポートしている。
シングルマザーの家庭に夏休みや冬休みの給食がなくなる時期に、段ボールに積めてお米やレトルト食品を支援している。(40世帯)
また、八王子市内の3つの養護施設やシェルターにも食料支援している。
それらの食糧はある企業や一般家庭、農家から寄付してもらっている。
つばめ塾という学習支援サポートをしている所があり、おにぎりやおかずなどの支援をしている。
まだほんの一握りであり、いかに情報を得て、支援するのかが今後の課題でもある。食糧の供給についてはHPや記事を見た人が連絡をしてきてくれる。日野自動車の職員の方々からの支援もある。

<東京田園調布RC 冨倉進氏>
聖フランシスコこども寮へ支援をしている。そこには2歳から18歳までの子供が50人ほどいるが全員DVを受けていた。シスターの話によると子供たちの食事を作ってくれる職員と子供の面倒をみる職員がいるが、労基法に則って週2日休みをとるため、食事担当の職員が休みのときは子供の面倒を見ながら食事を作る状況になってしまう。そのため、食事を作る人の支援が必要。週2回でなくても週1回でもいいので3ヶ月間続けてもらえると非常に助かるとのお話だった。お金は出せないが、交通費ぐらいなら出せるとのこと。

<東京サンライズ汐留RC 湯川愛理氏>
まだイメージが湧かないが、最初から大きな目標を立てて行うより、徐々に力をつければいいと思っている。

<東京グローバルRC 遠藤園子さん>
まだボヤっとしているが、1番の心配は資金。どのようにお金を調達するのか。

<東京田園調布RC 長久保伸一氏>
何をするのかということを具体的にしてもらわないと意見も言いづらい。どのエリアでどういう活動をするのかが決まることを期待している。

<東京国立白うめRC 成瀬大輔氏>
地域で活動している団体と競合しても意味がない。既存のものを支援していくのか、活動がない隙間の部分を支援していくのか、独自の活動をするのか、など方向付けが大切だと思う。
個人的に養護施設を退所した子供たちの職業支援などの勉強会に参加しているが、いろんな職種のロータリアンの方々がいるので、そういう養護施設を退所して社会に出て行く子たちの職業体験とかビジネスマナーの講習とか社会人としての基礎を身につけるような職業奉仕などできたらいいなと思う。

<東京城南RC 小澤晴夫氏>
一昨年社団法人を立ち上げた。まず行ったのはシェルターで母子を支援しているNPOに資金援助をしたが、他にもNPO法人は色々ある。支援にも2つ方法があると思う。
1つは支援している団体を支援する。1つは自分たちでダイレクトに何かする。

<東京芝RC 前田久徳氏>
主体となって活動していくのは難しいと思う。既存の団体等を応援していくような形のほうが今できることのように思う。

<東京城南RC 森家芳江さん>
勉強会に参加するまで日本に貧困があることを知らなかった。まずは勉強させていただくという気持ちで参加している。

<東京あけぼのRC 田中友里さん>
日本の貧困の子供達が無事成長して日本の社会を支えていけるような大人になる手助けができればいいなと思っている。

<東京八王子東RC 橋本幸一氏>
目的を何にするか、対象をどう絞るか、その方法はどうするかに集約される。
勉強会は貧困の負の連鎖を断ち切ることが目的なので、そこが切り口になると思う。食事関係、学習関係が主になってくると思うが、どちらに重点をおいてやっていくのか、どちらもやっていくのか。対象を施設の子供にするのか。方法は支援をしている団体を支援するのか、団体を立ち上げて我々が支援に乗り出すのか。まずは情報が足りないと思うので、情報のプラットホームを作りたい。

<東京中央RC 八幡恵介氏>
創業支援のNPO法人を立ち上げた。貧困とは全く別だが、NPO法人の運営が大変なのはよく分かっている。今後NPO法人を立ち上げて活動していくのであれば、資金について心配している。

<東京恵比寿RC 榊原節子さん>
奉仕委員会の委員長をやっていたので大規模ではないが貧困に関連した団体を知っている。また、日本では少ないがRCが中核となってロータリアンではない人も巻き込んで大きな運動を起こしている。大きな運動を起こそうと思うと人員も沢山必要になるのでロータリアンだけでは足りない。でも主導権はRCが取って、多くの人を巻き込んで活動を行っていけたらいいと思う。

<東京芝RC 松村芳樹氏>
そろそろ次のステージに進んで勉強していったほうがいい。

<東京中央新RC 後藤啓二氏>
NPO法人を立ち上げるのは難しくないが、何をやるのかが大変。
既存のところを支援するのであれば、とにかくお金が必要になってくる。
それをどう集めるか。自分たちで支援していくのであれば、お金以外でなにを支援していくか。どちらにしても地道にやっていかないと始まらないし、認めてもらえないと思う。

<村上委員長>
非認知能力が子供の将来を決めると思っている。
まずは聖フランシスコこども寮の食堂係をしてくれる人を支援したいと思っている。無償というわけにはいかないので、NPO法人を立ち上げ、やっていければと思う。そして子供たちが成長する中で、支援の幅を広げていければと思う。
そろそろ何かを始めたい。ささやかでもいいからやれることをやりましょう。
体験して失敗したらまた考えればいい。

<東京みなとRC 吉田茂氏によるまとめ>
第6回委員会で皆から出た言葉
・先方から手助けして欲しいと言う事から始めれば
・お金をどうする
・具体的に何をするのか
・他の団体と競合する事は避ける
・目的を何にするのか
・具体的方法は
・情報共有の為のプラットフォーム作り
・既存の団体を支援する又は自分達で何かをする
・ターゲットをどうやって見つけるか
・子供達と一日遊ぶ
・シェルター1軒6万円/月、72万円/年
・RC地区補助金の活用
・スローガンの必要性
・人を巻き込む(大きな絵を描く)
・食事と学習
・NPO法人IAIジャパン
・ビックシスター、ビックブラザー

以上