私のボランティア

NPO活動の延長としての「ミンスクの台所」

東京恵比寿ロータリークラブ 山岸 実
ミンスクの台所

17年前にこれからの日本を考え、外国人の力無くして維持発展は難しいと思い、
日本で働きたい人に日本の労働事情、国内問題から入国に際してどのような手続きが必要かを発信する国際協力情報センター(NPO法人)を作りました。

メンバーとして公務員の人、洋服工場を内外に持っている人、餃子チェーンを持っている人、行政書士の人、日本語学校の経営者等様々な人がこのボランティアに参加しました。

インドのように国が資格を出している様な国の人は入国も就業先もスムーズです。

しかし、日本語学校の経営の人のお話によると、その他多くの国の人々は、日本でいろいろな事情を抱えながら2年間勉強して日本語は完全にマスターしても就業も出来ず、みすみす有能な人を国に帰すだけとなるため、これから日本へ来る人への援助も大事だけれど、いま日本で頑張っている人への援助が優先されるべきではないでしょうかということでした。

その当時、入国管理局の審査は非常に厳しく、例えば日本人に出来ないことを出来る人、その仕事で月額25万円以上を報酬として受け取れる人、大学を出ている人、関係する業務に10年以上勤務経験がある人等の要件を満たしてはじめて在留資格としての人文知識・国際業務の申請資格がありました。つまり一般の日本人には出来ない思考方法や感受性を持った人で、私共の企業が行っている飲食業や物販業を軸としてその国の文化、教育、観光案内、通訳が出来る人です。

その条件に合う人にベラルーシの人がいました。そこで “ベラルーシの家庭料理の店 ミンスクの台所 “というレストランを作り、大使館とともに家庭料理で文化発信をすることになりました。11年を過ぎたころ永住権も頂きました。また日本ベラルーシ友好衆議院議員連盟もこのレストランから生まれました。旧ソ連邦の大使はもとよりアメリカの大使まで来られるようになりました。マスコミ等でも取り上げられ、信頼と友情をもらい、お陰様で営業も繁盛店として15年となりました。